「Midjourneyを使ってみたいけど、Discord経由って難しそう…」
「コマンドとかパラメータとか、よくわからない…」
「料金プランはどれを選べばいいの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、Midjourneyの使い方を初心者向けにわかりやすく解説します。
初心者がつまずきやすいポイントと解決方法を紹介します。
Midjourneyとは?
Midjourney(ミッドジャーニー)は、芸術的で高品質な画像を生成できるAIサービスです。
2022年7月にベータ版が公開されて以来、クリエイターやデザイナーを中心に急速に普及しました。
Midjourneyの特徴
- 芸術性の高さ: 美しく、絵画的な画像が得意
- 簡単操作: コマンド入力だけで高品質な画像を生成
- 活発なコミュニティ: Discordで他ユーザーの作品を見て学べる
- 商用利用可能: 有料プランなら商用利用OK
他の画像生成AIとの違い
| 特徴 | Midjourney | DALL-E 3 | Stable Diffusion |
|---|---|---|---|
| 料金 | 月額1,200円〜 | 月額3,000円〜 | 無料(自PC) |
| 画質 | ◎ 芸術的 | ◎ 正確 | ○ モデル次第 |
| 操作性 | ○ Discord経由 | ◎ ChatGPT内 | △ 専門知識必要 |
| 日本語 | △ 英語推奨 | ◎ 完全対応 | △ 英語推奨 |
| 商用利用 | ○(有料プラン) | ○ | ○ |
Midjourneyの始め方【4ステップ】
ステップ1: Discordアカウントを作成
MidjourneyはDiscord上で動作します。まずDiscordアカウントを作りましょう。
- Discord公式サイトにアクセス
- 「Discordを開く」をクリック
- メールアドレスを入力してアカウント作成
- メールで認証を完了
ステップ2: Midjourneyサーバーに参加
- Midjourney公式サイトにアクセス
- 「Join the Beta」をクリック
- Discordアプリが開き、Midjourneyサーバーに参加
ステップ3: プランに加入
Midjourneyは2023年4月以降、無料トライアルを廃止しました。利用には有料プランへの加入が必要です。
- Midjourneyサーバー内で
/subscribeコマンドを入力 - 表示されたリンクをクリック
- プランを選択して決済
※ 詳しい料金プランは後述
ステップ4: 画像生成を開始
- サーバー左側の「newbies-◯◯」チャンネルを選択
- チャット欄に
/imagineコマンドを入力 - プロンプト(画像の説明)を英語で入力
- Enterキーを押して生成開始
基本的な使い方
画像生成の基本コマンド
Midjourneyでは、コマンドを使って画像を生成します。
/imagine – 画像生成
最も基本的なコマンドです。
使い方:
/imagine prompt: a cat sitting on a chair
入力手順:
1. /imagine と入力(途中まで入力すると候補が表示される)
2. Tabキーで確定
3. prompt: の後に画像の説明を英語で入力
4. Enter
/settings – 設定変更
モデルバージョンや画質の設定を変更できます。
主な設定項目:
– Model Version: V6.1(最新版)、V5など
– Quality: デフォルト、高品質
– Style: Raw(標準)、Stylize(スタイル重視)
生成後のボタン操作
画像が生成されると、以下のボタンが表示されます。
| ボタン | 機能 |
|---|---|
| U1〜U4 | 選んだ画像を高解像度化(Upscale) |
| V1〜V4 | 選んだ画像のバリエーションを生成 |
| 🔄 | 全体を再生成 |
使い方の例:
1. 4枚の画像が生成される
2. 気に入った画像の番号のUボタンをクリック(例: U2)
3. 高解像度版が生成される
4. さらに「Vary (Strong)」「Vary (Subtle)」で微調整可能
パラメータの使い方
プロンプトの後にパラメータを追加すると、細かく制御できます。
主要パラメータ一覧
| パラメータ | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| –ar | アスペクト比 | --ar 16:9(横長) |
| –v | モデルバージョン | --v 6.1(最新版) |
| –style | スタイル | --style raw(標準) |
| –q | 品質 | --q 2(高品質) |
| –s | スタイライズ強度 | --s 250(標準) |
| –no | 除外する要素 | --no people(人物なし) |
アスペクト比(–ar)
用途に応じて画像のサイズを変更できます。
例:
– --ar 1:1 – 正方形(Instagram投稿)
– --ar 16:9 – 横長(YouTubeサムネイル)
– --ar 9:16 – 縦長(スマホ壁紙)
– --ar 3:2 – 写真風
プロンプト例:
/imagine prompt: a mountain landscape at sunset --ar 16:9
スタイライズ強度(–s)
Midjourneyの芸術性の強さを調整できます。
--s 0– プロンプト重視、写実的--s 250– デフォルト、バランス良好--s 750– 芸術的、Midjourney独自の美しさ--s 1000– 最大、非常に芸術的
プロンプト例:
/imagine prompt: a futuristic city --s 750
品質(–q)
生成時間と引き換えに品質を上げられます。
--q 0.25– 低品質、高速--q 1– 標準(デフォルト)--q 2– 高品質、時間がかかる
バージョン指定(–v)
Midjourneyは定期的にアップデートされます。最新版はV6.1です。
/imagine prompt: a dragon --v 6.1
※ デフォルトで最新版が使われるため、通常は指定不要
プロンプトの書き方とコツ
基本的な構造
主題, スタイル, 構図, 色調, 品質
例:
a white cat, watercolor painting, close-up, pastel colors, highly detailed
(白い猫、水彩画、クローズアップ、パステルカラー、高精細)
効果的なプロンプトのコツ
1. 具体的に記述する
❌ 曖昧:
a beautiful landscape
✅ 具体的:
a mountain landscape with snow-capped peaks, alpine lake, pine forest, golden hour lighting, dramatic clouds
2. スタイルを明確に指定
スタイル指定の例:
– photorealistic – 写実的
– anime style – アニメ風
– oil painting – 油絵風
– watercolor – 水彩画風
– 3D render – 3Dレンダリング
– minimalist – ミニマル
– vintage photography – ヴィンテージ写真
3. カンマで要素を区切る
a girl, long hair, red dress, forest background, fantasy style
カンマで区切ることで、AIが各要素を明確に認識します。
4. 参考アーティストやスタイルを指定
in the style of Studio Ghibli
in the style of Vincent van Gogh
like a National Geographic photo
ただし、著作権に配慮してください。
5. 重要な要素を前に配置
プロンプトの前半ほど重視されます。
red rose, detailed petals, garden, sunset
(重要な「赤いバラ」を最初に)
避けるべき要素(–no)
不要な要素を除外できます。
例:
/imagine prompt: a landscape --no people, buildings, cars
よく使われる除外要素:
– --no people – 人物なし
– --no text – 文字なし
– --no blur – ぼかしなし
便利なコマンド集
/blend – 画像を合成
複数の画像を組み合わせて新しい画像を生成します。
使い方:
1. /blend と入力
2. 2〜5枚の画像をアップロード
3. Enter
/describe – 画像からプロンプトを生成
既存の画像をアップロードすると、それを説明するプロンプトを提案してくれます。
使い方:
1. /describe と入力
2. 画像をアップロード
3. 4つのプロンプト候補が生成される
プロンプトの書き方を学ぶのに便利です。
/shorten – プロンプトを最適化
長いプロンプトを分析し、重要な部分を抽出してくれます。
使い方:
/shorten prompt: [長いプロンプト]
/info – 使用状況を確認
残りの生成回数や、サブスクリプション状況を確認できます。
料金プラン【2026年最新】
Midjourneyには4つの料金プランがあります。
| プラン | 月額料金 | 特徴 | 生成時間 |
|---|---|---|---|
| Basic | $10(約¥1,200) | 初心者向け | 3.3時間/月 |
| Standard | $30(約¥3,600) | 標準プラン | 15時間/月 |
| Pro | $60(約¥7,200) | プロ向け | 30時間/月 |
| Mega | $120(約¥14,400) | 大量生成 | 60時間/月 |
どのプランを選ぶべき?
- まず試したい → Basic(月200枚程度)
- 趣味で使う → Standard(月900枚程度)
- 仕事で使う → Pro(ステルスモード付き)
- 大量生成 → Mega
年間プランで20%オフ
年間契約にすると、20%割引が適用されます。
例: Standard $30/月 → 年間$288(月額$24相当)
Fast vs Relax モード
Standard以上では、2つの生成モードが選べます。
| モード | 速度 | 料金 |
|---|---|---|
| Fast | 数十秒 | 月間時間を消費 |
| Relax | 数分 | 時間を消費しない(無制限) |
急ぎでなければRelaxモードを使うと、月間時間を節約できます。
実際の活用事例
Midjourneyを使った成功事例を紹介します。
事例1: ブログのアイキャッチ画像
用途: ブログ記事のサムネイル
プロンプト:
minimalist workspace with laptop and coffee, soft morning light, pastel colors, clean and modern --ar 16:9
結果: 統一感のある美しいアイキャッチ画像を量産できました。
事例2: SNS用のアート作品
用途: Instagramに投稿するアート作品
プロンプト:
abstract geometric art, vibrant colors, modern digital art, symmetrical composition --ar 1:1 --s 750
結果: 芸術的で目を引く画像が生成され、エンゲージメントが向上。
事例3: プレゼン資料の挿入画像
用途: ビジネスプレゼンのコンセプト図
プロンプト:
teamwork concept, business people collaborating, clean and professional, corporate style, bright and positive --ar 16:9
結果: 著作権フリーで使える高品質なビジネス画像を即座に作成。
使用上の注意点
1. Discord上で生成される
Midjourneyは公開チャンネルで画像を生成するため、他のユーザーにも見えます。
プライバシーが必要な場合:
– Pro以上のプランで「Stealth Mode」を有効にする
– または専用のDM(ダイレクトメッセージ)で生成
2. 商用利用はProプラン以上
Basic・Standardプラン:
– 個人利用のみ
– 年収$100万未満の企業のみ商用可
Pro・Megaプラン:
– 完全な商用利用が可能
3. 著作権・肖像権に注意
以下の生成は禁止されています:
– 実在の人物(有名人、政治家など)
– 著作権のあるキャラクター
– 暴力的・性的なコンテンツ
4. 英語が基本
日本語でもある程度動作しますが、英語の方が精度が高いです。
対策:
– DeepLやChatGPTで日本語→英語に翻訳
– 簡単な英語でOK(複雑な文章は不要)
よくある質問(FAQ)
Q1: 無料で使える?
A: 2023年4月以降、無料トライアルは廃止されました。月額$10〜の有料プランが必要です。
Q2: スマホでも使える?
A: はい。Discord公式アプリ(iOS/Android)でMidjourneyを利用できます。
Q3: 生成した画像は保存できる?
A: はい。画像を右クリックして「名前を付けて保存」または、Midjourneyのウェブサイトで一覧表示・ダウンロードできます。
Q4: 日本語プロンプトは使える?
A: 使えますが、英語の方が精度が高いです。簡単な英語でOKなので、翻訳ツールの利用をおすすめします。
Q5: 同じ画像を再生成できる?
A: 生成された画像の下に「Seed番号」が表示されます。--seed [番号] パラメータで同じベースから再生成できます。
Q6: プランはいつでも変更できる?
A: はい。月単位でアップグレード・ダウングレード可能です。
まとめ
Midjourneyは、月額1,200円から始められる高品質な画像生成AIです。
始め方のおさらい:
1. Discordアカウント作成
2. Midjourneyサーバーに参加
3. プラン加入(月額$10〜)
4. /imagine コマンドで画像生成
最初は操作に戸惑うかもしれませんが、数回使えばすぐに慣れます。
Discord上で他のユーザーの作品やプロンプトを見られるので、参考にしながら上達していきましょう。
もっとMidjourneyを学びたい方へ
Midjourneyの高度な使い方や、プロンプトエンジニアリングを体系的に学びたい方には、AI画像生成専門のオンライン講座がおすすめです。プロのテクニックや、最新機能の活用法を効率的に習得できます。
おすすめ書籍
画像生成AIの基礎から応用まで体系的に学びたい方におすすめの一冊です。
『画像生成AI Stable Diffusion スタートガイド』 AICU media(2,640円)
Stable Diffusionの導入から実践的なテクニックまで、初心者でもわかりやすく解説されています。
関連記事
– 【2026年最新】画像生成AI徹底比較|Midjourney・GPT-4o・Stable Diffusion・にじジャーニー
– Midjourneyパラメータ完全ガイド|全20種の使い方と実例
– にじジャーニー(niji・journey)とMidjourneyの違いは?アニメ絵に最適なのはどっち?
– 画像生成AIプロンプト完全ガイド|初心者でも思い通りの絵を作る方法


コメント